みっころ転がり日記

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200408

土曜日

イタミに思う

身内が、急に腹痛を訴え、病院に送りました。
その激痛はうなり声となって、私の肌に突き刺さり、私も痛みを感じました。

でもね、その人の痛みって、本当にわかんないんだよね。それは高校生の冬に知ったんだっけな。わかりたいのよ、本当は。わかってほしいのよ、本当は。でも、それは選ばれたヒトしか、感じ得ないのよね。わかってるよそんなこと。

でもね、わかりたいのよ。しつこいか。わかりたい。でも、わかっても、多分何もできない。お医者さんしか、何もできない。でも、きっとその痛みは、誰かの痛みを知るきっかけになるのかなあ。「わかるよ」って言ってあげられるヒトになる。口先だけじゃない、ココロからそう言えるヒトになるんだな。

高校生の冬、それを感じ、でもわかろうとしてくれる母親にナミダしたことがあったな。痛みのせいじゃなくて、わかろうとしてくれる姿勢にね。ああそうか。そうなんだ。

わたしに足りないのは、それだ。

投稿者: みっこ日時: 22:59 | パーマリンク

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2004年08月28日 22:59に投稿されたエントリーのページです。

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